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TKC-367 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル ´51第九



型番 TKC-367
定価 2,530円(内税)
販売価格 2,400円(内税)
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作曲家 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)
曲目交響曲 第9番 ニ短調 作品125”合唱付”
演奏者イルムガルト・ゼ―フリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(コントラルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
楽団,合唱団ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・アカデミー合唱団
指揮者 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
録音1951年1月7日 
音源,原盤ウィーン楽友協会大ホールにて実況録音
コメント 全く想定外の良音で甦るフルトヴェングラー & ウィーンフィル、51年の第九!
今回の大阪発ミント盤LP復刻は、1951年1月のウィーンフィルとの第九です。 これは、全く想定外の良音で再生されました。51年1月といえば、例のバイロイト の第九の半年余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度な どは酷似しています。しかし、ともすればバイロイトの第九が、音が苦(おんがく) に耐えて精神の高みへ行こうとする感があるのに対し、このウィーンフィルとの 第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素である ことを、思い起こさせてくれます。具体的には、ウィーンフィルの弦、管の音色と たっぷりとした響き、ホールの良さに起因すると思われるオケとソリストと合唱の バランスの良さ、フルトヴェングラーのどんなに叩き込むような解釈をも、潤滑油 を効かしてスムーズに解決するウィーンの演奏家たちの上手(うま)さなどです。 かと言って、ウィーン演奏に精神的なものがなおざりにされているわけでは決し てなく、3楽章の精神的な深みは、バイロイトのそれに、ひけをとりません。  尚、この復刻において使用したレコードは、初出のものではなく、第2版です。 初出版は、エアチェックで、4楽章はバイロイトの第九で補修されていると言われ ております。第2版は、首尾一貫したマスターテープ起こしであることは、今回の 音を聞いていただいても明らかです。尚、1楽章にはマスターテープの回転が 僅かに安定しない箇所があります。お含みおき下さいませ。      オタケンレコード 太田憲志